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※お酒は適量にしましょう。
こんにちはrinshです。ご来訪ありがとうございます。
既に記事にしております「アサヒ ザ・ビタリスト」。
ネットを見てたらIPAなんて書かれているものもございまして…
せっかくなのでちゃんとしたIPAの「インドの青鬼」と飲み比べてみました比較でレビューでございます。
ライトの電池を取り替えました。
明る過ぎます。
・価格は「ザ・ビタリスト」の方が圧倒的に安い。
・クラフトビール的な味が欲しいならやはり「インドの青鬼」。
・ドライ系ビールのニュアンスが欲しいなら「ザ・ビタリスト」がオススメ。
【目次】
基本情報
・内容量
ともに350ml
※「ザ・ビタリスト」は500ml缶も有り。
・製造者及び販売者
「ザ・ビタリスト」 アサヒビール株式会社
「インドの青鬼」 株式会社ヤッホーブルーイング
・入手価格
「ザ・ビタリスト」 税抜208円(ドンキ価格)
「インドの青鬼」 税抜288円(クイーンズ伊勢丹価格)
・アルコール度数
「ザ・ビタリスト」 6%
「インドの青鬼」 7%
・スタイル
「ザ・ビタリスト」 不明(メーカー言及なし)
「インドの青鬼」 IPA
・原材料
「ザ・ビタリスト」 麦芽、ホップ、米、コーン、スターチ
「インドの青鬼」 麦芽、ホップ
比較実飲
「ザ・ビタリスト」単体への言及は過去の記事で行っております。
↓単体レビュー+比較レビューです。↓
…ということで、早速ですが毎度ながらの項目別さっくり比較レビューでございます。
・泡
左、インドの青鬼。右、ザ・ビタリスト。
冷やしが足りずインドの青鬼は少しぬるめでした。
どちらも気持ち粗め。
温度差かも知れませんが、泡持ちは青鬼の方が良かったです。
・苦味
どちらもしっかり。
純粋な苦さだけなら同じ程度で、両者良い勝負。
「ザ・ビタリスト」は「インドの青鬼」くらいの苦さを意識して作られている気もします。
ただ苦味の質というか風味というかはかなり別物。
おそらくは香りの影響と思われますところ、
「インドの青鬼」はホップ由来の後味に余韻があるような苦味。
「ザ・ビタリスト」は香りが薄く、苦いお茶のような苦味でございます。
・ホップの香り
圧倒的にインドの青鬼が良い。
苦味もホップ由来としっかり分かる、しっかりクラフトビール。
・甘さ
左、インドの青鬼。
背景を暗くした写真。
「インドの青鬼」が圧倒的に強い。
麦芽由来の甘さと思えます。
・酸味
とちらも分からないレベル。
「ザ・ビタリスト」は頑張れば感じ取れる気がします。
・麦芽感
流石に「インドの青鬼」が良い。
麦芽部分だけ切り取ると「ザ・ビタリスト」はかなり薄めです。
・炭酸
「ザ・ビタリスト」が明らかに強い。
スーパードライ比較では弱く思えましたが、やはりアサヒのビールです。
・副原料感
「ザ・ビタリスト」が圧勝。
個別に撮った写真です。
全体として、「インドの青鬼」は苦くもフルーティ、アルコールのガツリ感もしっかりでして、これぞIPAと言う感覚です。
ホップはフルーティでアメリカンスタイルな感覚。
苦味と香りの抜け方が最高な一杯でございます。
一方の「ザ・ビタリスト」は苦くもやはりドライ系。
ホップの香りが薄く、IPAと呼ぶにはさすがに違和感。
麦芽風味を筆頭にボディは弱く、アルコール度数も6%止まりとパンチに欠ける感もアリ。
IPAではなく、苦いドライ系ビールといったところに感じます。
個人的には「インドの青鬼」の評価は揺らがないところ。
IPAにはやはり香りが欲しいです。
総評
(過去405件のレビュー平均 星2.44)
★★★★☆(星3.1※今回は計上無しにします。)
IPAではないが苦さは良い
飲み比べようが前回記事と変わらずの評価でございます。
クラフトビールの余韻的なニュアンス、アサヒビールのキレとは反対方向な気もします。
総評は変わらず星3.1です。
IPAというには厳しくも、苦さとドライ感を求める方にはしっかりなビールでございます。
…ということで、
これぞクラフトビール的なニュアンスが欲しい方は「インドの青鬼」を。
スーパードライに苦味が欲しい、的な方には「ザ・ビタリスト」がオススメできるところでしょう。
以上、お読みいただきありがとうございました。
良ければ他の記事も遊んで行ってみて下さい。
-前回記事-
-スーパードライとの比較-